厚生年金基金の支給額
厚生年金保険などの年金問題については、複雑で難解な法制度ゆえに、社会保険庁以下現場での事務処理の混乱や、社会保険事務所の年金相談窓口業務が長時間待たされるなど、頻繁に社会問題化されている状況です。
厚生年金基金は、1つの大企業又は企業グループや同種の企業毎に、厚生年金保険法に基づいて
厚生労働大臣の認可を受けて設立される特別法人設立される特別法人であり、基金毎に、独自の規約を作成して運営されています。
厚生年金基金は、老齢厚生年金の一部代行部分を支給する企業年金制度の一種です。
さらに、実際は、代行部分+基金毎の上乗せ部分として支給されるので、老齢厚生年金を上回る額になります。
厚生年金基金が設立されている企業で働く厚生年金保険の被保険者が基金に加入しています。
しかし、公的年金のように複雑で難解な法制度ゆえに、一般加入者にとって理解困難なようです。
そこで、定年退職まであと数年と、年金受給という言葉が、身近な問題と感じられる年齢になると、
「昔、会社で働いていた時、その会社は、確か厚生年金基金に入っていたはずだ。」とか、
「さて、仕事をしていた当時の分は、どの位厚生年金基金の支給されるのだろうか?」
などと心配や疑問が、次々と生まれるものです。
公的年金の加入記録はもちろん、厚生年金基金の加入記録も1度確認する必要があります。
厚生年金基金に1ヶ月以上加入している人なら、加入者の年金資産が企業年金連合会(旧厚生年金基金連合会)に引き継がれているはずです。
老後・退職後における生活や資産の確保としてはオーバーに感じられるでしょうが、
厚生年金基金の確実な支給額を確認するためには大切なことです。
基金の上乗せ部分も含めた老齢厚生年金の年金額は、
請求を行わないと、一部受給し損なうことになりかねません。
企業年金連合会(旧厚生年金基金連合会)等のホームページを利用して、年金の加入記録を調べることをお勧めします。また、厚生年金基金の法制度・システム等色々な情報を、確認することができるので、こちらも確認しておきましょう。