厚生年金基金
厚生年金基金のしくみや保険料、受給額などを解説しています。
- 厚生年金基金とは?
- 厚生年金基金とは、日本の企業年金制度の一種で、企業や業界団体等が厚生労働大臣の認可を受けて設立する法人のことで、厚生年金保険給付の老齢厚生年金について、給付の一部を代行します。
- 厚生年金基金の一時金について
- 厚生年金基金においては、1ヶ月以上の加入期間で、受給資格が得られます。加入期間3年以上10年未満の間で脱退した場合は、次に転職した就業先の企業年金制度へ、厚生年金基金の退職一時金相当の金額を、移管することも可能です。
- 厚生年金基金に加入するメリット
- 厚生年金基金加入のメリットは、厚生年金保険被保険者が厚生年金基金加入者になることで従来よりも負担増がなく、それでいて将来一部代行+基金独自の上乗せ分だけ多くの年金を受給できるところにあります。
- 厚生年金基金の解散
- 同業種の企業により構成される厚生年金基金組合に加入している場合、代行返上・解散する基金が多くなっています。景気・産業構造の変化による経営不振等の理由から基金が減収となる一方、年金・脱退一時金の支給が増加して運営が困難になるからです。
- 厚生年金基金の支給額
- 厚生年金基金は、老齢厚生年金の一部代行部分を支給する企業年金制度の一種です。さらに、実際は、代行部分+基金毎の上乗せ部分として支給されるので、老齢厚生年金を上回る額になります。厚生年金基金が設立されている企業で働く厚生年金保険の被保険者が基金に加入しています。
- 厚生年金基金の受給額
- 厚生年金基金の受給額がどの程度か考える前に、最初、厚生年金基金に加入済みか否かの確認することが必要です。厚生年金基金に加入確認する方法として、各従業員に毎月支給される給与明細書「控除」の箇所に「基金掛金」「厚生年金基金掛金・保険料」の項目があり、その金額が記載されていれば、厚生年金基金に加入している証拠になります。
- 厚生年金基金の脱退
- 厚生年金基金に加入している事業所を退職して脱退した場合、原則として一時金が支給されます。しかし、一時金としてではなく長期間安定した収入源としての年金化を希望している場合、法定の手続きを行うことが必要です。
- 厚生年金基金と退職金
- 現在、経費の大幅削減・節約の一環として、厚生年金基金制度を一部見直す動きが全国で高まっています。例えば、従来の一部代行・上乗せする制度とは別に、厚生年金基金自体を退職金制度とすることも可能であり、他の既存退職金制度と、併用することもできます。